ショーン・ジャスティン・ペン(Sean Justin Penn, 1960年8月17日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、映画監督。 この映画で 第81回アカデミー賞:主演男優賞、脚本賞を代表とする数々の賞を受賞。 第81回アカデミー賞主演男優賞受賞時に、ショーン・ペンの名前を呼ばれた瞬間、客席の全員が総立ちとなった。
「ロサンゼルスの同性愛者たちありがとう! どうしても言っておかなきゃいけないのは、僕を評価するのは大変なのに、みんなに評価してもらえてとてもうれしいということ。ガス・ヴァン・サント監督に感謝するよ」と関係者に感謝の言葉を述べた後に、「同性愛者同士の結婚に反対している人たちは、反省して、恥を覚えるべきだと思う。エレガントな大統領を選び、偉大なアーティストを生み出したアメリカを誇りに思う」と語ると、客席からはショーンへの拍手が贈られた。最後に、惜しくも受賞を逃したミッキー・ロークに「見事に復帰したミッキー! 君はおれの兄弟だ!」と語ったショーンに、ミッキーが投げキッスを返すと、会場は再び大きな拍手に包まれた。
カリフォルニア州サンタモニカで生まれる。父親のレオ・ペンは俳優兼映画監督、母親のアイリーン・ライアンは女優。兄のマイケル・ペンは、ミュージシャンであり、エイミー・マンの夫でもある。弟のクリス・ペンも俳優だった。祖父母はリトアニア及びロシアからのユダヤ人、母はイタリア人及びアイルランド人の、父はスペイン人の血を引く。
1979年にテレビ映画『誰がウェブスターを殺したか』で注目を集め、1981年に『タップス』で映画デビューする。
世界三大映画祭(ヴェネツィア、カンヌ、ベルリン)の主演男優賞を全て受賞し、ヴェネツィアでは2度も受賞するなど、国際的にも評価が高い。2003年公開のクリント・イーストウッド監督作品『ミスティック・リバー』でアカデミー主演男優賞を受賞した。また、2008年公開のハーヴェイ・ミルクを演じた『ミルク』でもアカデミー主演男優賞を受賞した。
2008年のカンヌ国際映画祭では審査委員長を務めた。
1991年の『インディアン・ランナー』以降、映画監督にも進出。いずれの作品も高い評価を得ている。なお、自身の映画監督作品には出演しない。
1985年に歌手のマドンナと結婚したが、4年後に離婚。1987年には飲酒運転と暴行で逮捕、6ヶ月の実刑を受けている。他にもトロント映画祭会場内で喫煙し、屋内喫煙を禁じた法令に抵触し罰金刑となるなど、その破天荒ぶりで“映画界の悪童”として知られる。
1991年から女優のロビン・ライトと交際(同棲)し、1991年に長女(ディラン・フランシス)が、1993年に長男(ホッパー・ジャック)が誕生。1996年に結婚。おしどり夫婦として知られていたが、2007年12月に二人の離婚申請が「ピープル」誌に掲載された。だが翌2008年4月に申請を撤回し復縁した。2009年4月、今度はショーンの方から法的別居を申請。だが3週間後の5月下旬にはまたこの申請の取り消しを求めるなど夫婦間のゴタゴタが続いている。
過激な抗議活動で知られる反捕鯨団体シーシェパードを支援している。
| 公開年 | 邦題 原題 |
役名 |
|---|---|---|
| 1981 | 誰がウェブスターを殺したか The Killing of Randy Webster |
ドン・フレモント |
| 1981 | タップス Taps |
士官候補生のキャプテン アレックス・ドワイヤー |
| 1982 | 初体験/リッジモント・ハイ Fast Times at Ridgemont High |
ジェフ・スピコリ |
| 1983 | Summerspell | ブディ |
| バッド・ボーイズ Badboys |
マイケル・オブライエン | |
| 1984 | クラッカーズ/警報システムを突破せよ! Crackers |
ディラード |
| 月を追いかけて Racing with the Moon |
ヘンリー・“ホッパー”・ナッシュ/ルー | |
| 1985 | コードネームはファルコン The Falcon and the Snowman |
ドールトン・リー |
| 1986 | ロンリー・ブラッド At Close Range |
ブラッド・ホワイトウッド.Jr |
| 上海サプライズ Shanghai Surprise |
グレンド・ウェイシー | |
| 1987 | ディア・アメリカ/戦場からの手紙 Dear America: Letters Home from Vietnam |
ナレーター |
| 1988 | Cool Blue | フィル |
| カラーズ 天使の消えた街 Colors |
ダニー・マクガヴァン | |
| ジャッジメント・イン・ベルリン Judgment in Berlin |
グンサーX | |
| 1989 | カジュアリティーズ Casualties of War |
トニー・メサーヴェ軍曹 |
| 俺たちは天使じゃない We're No Angels |
ジム | |
| 1990 | ステート・オブ・グレース State of Grace |
テリーヌーナン |
| 1991 | Schneeweisrosenrot | 本人 |
| 1992 | Cruise Control | ジェフリー |
| 1993 | The Last Party | 本人 |
| カリートの道 Carlito's Way |
デイヴィッド・クレインフェルド | |
| 1995 | デッドマン・ウォーキング Dead Man Walking |
マシュー・ポンスレット |
| 1997 | ギルティ・オブ・ラブ Loved |
Man on the Hill (Michael) |
| シーズ・ソー・ラヴリー She's So Lovely |
エディ・クィン | |
| Uターン U Turn |
ボビー・クーパー | |
| ゲーム The Game |
コンラッド・ヴァン・オートン | |
| ヒューゴ・プール Hugo Pool |
奇妙なヒッチハイカー | |
| 1998 | キャスティング・ディレクター Hurlyburly |
エディ |
| シン・レッド・ライン The Thin Red Line |
ウェルシュ軍長 | |
| 1999 | マルコヴィッチの穴 Being John Malkovich |
本人 |
| ギター弾きの恋 Sweet and Lowdown |
エメット・レイ | |
| 2000 | A Constant Forge | 本人 |
| 真夜中の銃声 Up at the Villa |
ローリー・フリント | |
| 夜になるまえに Before Night Falls |
クコ・サンチェス | |
| 悪魔の呼ぶ海へ The Weight of Water |
トーマス・ジェーンズ | |
| 2001 | DOGTOWN & Z-BOYS Dogtown and Z-Boys |
ナレーター |
| The Beaver Trilogy | Groovin' Larry (segment Beaver Kid 2) | |
| Scene Smoking: Cigarettes, Cinema & the Myth of Cool | 本人 | |
| See How They Run | 本人 | |
| アイ・アム・サム I Am Sam |
サム・ドーソン | |
| 2003 | アンビリーバブル It's All About Love |
マルチェロ |
| ミスティック・リバー Mystic River |
ジミー・マーカム | |
| 21グラム 21 Grams |
ポール・リヴァーズ | |
| 2004 | リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 The Assassination of Richard Nixon |
サミュエル・J・ビック |
| 2005 | ザ・インタープリター The Interpreter |
トビン・ケラー |
| 2006 | オール・ザ・キングスメン All the King's Men |
ウィリー・スターク |
| 2008 | ミルク Milk |
ハーヴェイ・ミルク |
| Witch Hunt | ナレーター | |
| トラブル・イン・ハリウッド What Just Happened |
本人役 | |
| 2010 | フェア・ゲーム Fair Game |
ジョゼフ・ウィルソン |
| 2011 | ツリー・オブ・ライフ The Tree of Life |
ジャック |
| This Must Be the Place |